勉強のやる気がない
今日もまったくやる気がなかった
やる気はないのに、世界も頭の中も騒がしい
机の前に座っても落ち着かない
何度も立ち上がっては部屋をうろうろ
いつもの流れが始まる
まずシャワーを浴びる
次に歯を磨く
そのあと掃除をする
それはもう「儀式」みたいなものだった
完璧に整えなければ始められないという思い込み
机の上を片づけたら
次は床のほこりが気になってくる
私にはADHD傾向がある
カウンセラーからは
「トラウマ反応による神経過敏」ではと言われている
些細なことに意識が向きすぎてしまう
心が浮ついて集中できない
そんな日が続いていた
でも今日は少し違った
ドゥードリングした結果
Shpongleの音楽を流しぐるぐる描くだけ
部屋には風のように音が漂っていた
そして、モリンガのデトックスティーをゆっくり飲んでいた
私はノートを開いて
鉛筆でぐるぐると線を描き始めた
それは「Doodling(ドゥードリング)」
意味も目的もない線を
ただひたすら描き続けるだけの行為
数年間、読書もできなくなっていた
ヨガも、瞑想も
でもそのとき
私の中のざわざわが少しずつほどけていくのを感じた
呼吸が深くなる
目の前の線にだけ意識が向く
周囲の音や散らかりが気にならなくなっていく
散らばった意識を統合
しばらくして
私は本を手に取った
ただ自然に
ページをめくってさらさらと読んだ
資格試験のテキストを21ページ読み進めた
確認問題を90問解いた
そのうちの83問が正解だった
集中しているという感覚よりも
ただ静かに
流れにのっていた感じだった
頭が重くなることもなく
疲れたとも思わなかった
むしろすっきりしていた
ノートの中にはたくさんのぐるぐるが残っていた
私の勉強法
・Shpongleの音楽を流す
・モリンガのハーブティーを淹れる
・ノートに意味のない線を描き始める
・無理に集中しようとせず、ただ感じる
・読めそうだと思ったら教本を開く
・問題を解くときは、正解を求めすぎない
・終わったら、できたことだけを静かに記録する
集中は「やる気」ではなく「感覚」
これまでの私は
集中とはやる気の有無だと思っていた
気分が乗らなければ、なにもできない
そうやってずっと自分を責めてきた
けれど今日わかったのは
集中は努力や根性でつくるものではなかったということ
音や線
体のリズム
それらを通して
意識が少しずつ「今」に戻ってくる
やる気がない日でも
やさしく整えば
集中は静かにやってくる
誰かのために、この方法を残しておきたい
もし今
やる気が出なくて
自分を責めてしまう日々にいるなら
ドゥードリングをやってみてほしい
ノートに線を描くだけでいい
意味なんてなくていい
うまく描こうとしなくていい
それだけで
勉強が出来るし、なんだかスッキリする
これがWellmaniaのちょっと変わった勉強法
今日使ったもの
Shpongle「Tales of the Inexpressible」
沈静と没入を誘う音楽、これが集中を導く鍵
モリンガのデトックスティー
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